2014年2月20日木曜日

#38 バクの花器

今回はバクの花器こと、Tapirus vaseについてです。

子どもの頃からバクという動物はとても魅力的だなぁと思っていました。
物語があるんですよね。ただ、伝説の生物の獏の方でしたが。
獏は人の夢を食べて生きると言われていて、悪夢を見た後に「(この夢を)獏にあげます」と唱えるとその悪夢を二度と見なくてすむそうです。

バクについて調べた時にこの物語を改めて知って、バクが悪夢をむしゃむしゃ食べて浄化してくれるイメージが湧いてきました。
将来の夢などでは無く、睡眠の方の夢を食べるというのもファンタジックで素敵ですよね。実際、江戸時代の日本でもバクの図柄は縁起物として使われていたそうです。

すぐに名古屋市にある東山動植物園に行き本物のマレーバクに会いに行きました。
思ったよりかなり大きくて、気持ち良さそうに水浴びをしていました。

その後で、商品の元となった作品がこれです。

バクのオリジナル#cashico*
ほとんど今の商品と同じですが*手びねりでモデルを作り、イメージを膨らませました。

* 手びねり 粘土の塊をひねり上げたり、ひも状にした土を積み上げて形を作る技法


現在は取り扱いしておりませんが第一弾はessenseさんから発表させていただき(#02参照)
その後今のカタチになりました。

置物ではなく、花器という道具にしたのは
お家に帰ってその人だけのTapirus vaseにして楽しんでもらいたいからです。


Tapirus vase#cashico*



よく「お尻に花を挿すんだー」と言っていただいたり、
商品を紹介するコメントでもお尻と言ってしまいましたが
本当はお花でしっぽを作ってもらいたいんです。

実際のバクのしっぽは「ちょこん」って感じですけどねー


自己紹介

自分の写真
カシコセラミックワークスは 2010年より美濃焼の産地の一つである岐阜県多治見市において活動し、量産陶磁器産地にある生産技術、制作手法を用いてデザインから成型、焼成まで自ら行っています。 ”自分たちの生活の中であったらいいなと思うものをカタチにすること”をものづくりの原点とし、陶磁器特有の素材感を生かし、シンプルでありながらどこか洒落気のあるものを作るよう心がけています。

ブログ アーカイブ

フォロワー